子供と一緒にクライミング




安全性の高くなったボルダリング(4mほどの高さを登るクライミング)では
以前のような成人男性の専売特許というものではなくなりました。

女性や高齢者の方も楽しむスポーツとなり、競技人口も急増しています。
自宅の壁をクライミングウォール化し、練習したり遊んだりしようと考えたとき
お子様のいらっしゃる家庭であれば、
「ついでに子供も遊べたら、きっと喜ぶんじゃないだろうか」
と思うのは、当然でしょう。
そんな方をサポートするべく
子供と一緒に楽しむためのコツを紹介します!!



(1)子供の発育にいいスポーツ
(2)安全第一の壁作り
(3)タテよりも、ヨコの移動を中心にする
(4)子供用の道具も充実
(5)欧米の子供達



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子供の発育にいいスポーツ


クライミングといえば、どうしても腕の力というイメージが強いですが
実は、全身の筋肉を使用します。

そして素手でホールドをつかんで登る、
移動するという行為は、右脳の活性化につながります。
ルートによっては、頭を使い、考えなければ先に進むことができないルートも多く、
想像力と理解力を育み、理論立てた行動を考えれるようになります。

壁に張り付いている適度な緊張状態化での思考は、集中力や精神力の強化につながります。
あと、圧倒的に身につくのは、やはりなんといってもバランス感覚です。
柔軟な筋力と、バランス感覚は、あらゆるスポーツに共通して必要な要素なので
身につけたバランス感覚は、クライミング以外のシーンでも役立つでしょう。





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安全第一の壁作り


子供の発育にとってもクライミングは、いいことではありますが
やはり気になるのが、安全面でしょう。

クライミングは元来危険な行為ですので、ケガや事故を起こさないための
安全対策はしっかり行う必要があります


(a) クラッシュパッドをちゃんと敷く
(b) ボルト&ネジのゆるみを頻繁にチェック
(c) 90度以上の斜度は、落下位置がズレるため注意が必要
(d) 90度以下の斜度なら、難易度が下がり遊具感覚で楽しめる。
(e) 90度以上と90以下の斜度混合壁は一番注意!!
(f) 壁を高くしすぎない

当たり前のようなことばかりですが、これらは厳守事項です。
ないがしろにすれば、ケガや事故が必ず起こる、くらいに考えておいてください。


  
死角

(e)は、図のような状況で、上の90度以下の部分までくると
その部分に乗ることができてしまい、子供がこの部分で遊んだり、
安心して、気がゆるんでしまうなどして、ケガや事故につながりかねません。
また、上の部分に行くと、下が死角になること、降りるのが困難になること、
つい飛び降りてしまうこと、などが危険な要因です。



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タテよりも、ヨコの移動を中心にする



特に年齢の低い幼稚園児ほどのお子様を対象とする場合の安全さを求めるのであれば
2.5mほどまでの低めのウォールにして(もしくは、ホールドを低い位置にだけ配置して)、
タテの移動よりも、ヨコの移動を中心としたクライミングウォールにするのが一番です。

クライミングは、なにも上に上に行くことだけではありません
ヨコ移動(トラバース)も立派な、クライミングであり、おもしろさのひとつです。
アメリカやカナダなどでは、子供の遊具としてクライミング壁は、非常に多く見られるのですが
安全面を考えて、ヨコ移動系のものが、中心になっています。



トラバース系の壁


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子供用の道具も充実



4mほどの高さを登るボルダリングは、ロープなどを使用せず 自分の身ひとつでできる気軽なスポーツです。
が、しかし、専用の道具は勿論あります。
クライミングシューズ、チョーク&チョークバッグ、クラッシュパッドの3つが 3種の神器と言えるもので、
やはり専用の靴を使用した方が安全ですし、 クラッシュパッドは、ケガや事故を防いでくれます。
手汗で滑る危険もあるため、チョークも必要です、特に夏場は必須。



  
ホールド商品

MADROCK(マッドロック) - マッドモンキー
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MAD ROCK - キッズチョークバッグ
ホールド商品

レッドチリ (RedCili) - クラッシュパッド ロゴ
これは大人用ですが、子供に人気



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欧米の子供達



クライミングの本場である欧米では、日本よりも、もっと身近なスポーツであり
子供達にとっては、誰もが経験する遊びです。

公園や、公共の施設、学校などに安全なクライミングウォールがあり
子供達は無料で遊ぶことが出来ます。日本で言うところのジャングルジム的な存在でしょうか。

ボルダリングというスポーツは、簡単に遊べるクライミングではありますが
物凄く考えられたルートなどもあり、自分で考えて、実際に行動してみて
何度もトライしてみないと攻略できない場合もあります。

体を使ったミステリーの謎解きのようなものです。
このようなルートのことをクライマーは「課題」といい、
次回までに登りきるイメージトレーニングをすることを「宿題」と 言ったりします。

ちゃんと考えて、その上で体を使う、ルートの難しさと自分の実力を
天秤にかけて、危険予測を行う。そういうクセが、子供のころから
クライミングを行うことで、自然と身につくことを
クライミング先進国では、大人も良しとしている風潮があります。

過保護に子供から危険を遠ざけすぎるのは
結果的に子供のためになりません。
危険や窮地にさらされずに、生きていける人間なんていないでしょう。

子供に必要なのは、危険から遠ざけて守ることよりも
自分で危険を把握して、対処する判断力を育ませることではないでしょうか?

ルートをクリアーする喜びも大事ですが
危険を知ることは、もっと大事です。
クライミングを行うことは、肉体を鍛え、思考力を育みます
そして、その過程で、精神力も同時に鍛えられていることに
気付いていない人も多いのです。

難しいルートをクリアーしようとがんばったり
自分には、危険と判断して中断したり
他の人とルート攻略を相談したりすることは
一言で言うならば、人として、成長している
ということなんだと思います。





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