How to ホールド





 

How to Hold - ホールドの取り付け方法




自宅の壁や、ガレージを利用して、クライミングの出来るスペース作りをする方も増えてきました。
作成するにあたって、何かと悩むことが多いでしょう。
ホールドの設置も、そのひとつ。
知ってしまえば、なんてことのないことですので
下記の内容を参考に、ガンガン取り付けちゃってください。





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【ボルト オン ホールドの取り付け】



ボルトで設置するタイプのクライミングホールドを「ボルト オン タイプ」と言います。
一番メジャーな設置方法になります。
※取り付けるホールドのサイズは、10Mサイズ
※コンパネの厚みは、18mm以上を使用してください。


【今回使用したト道具】

電動ドリル
カナヅチ
コンパネ
六角穴付きボルト 10M
爪付ナット 10M
ドリルの刃 12M



  
ボルトで設置するクライミングホールド
 
  (1)コンパネに穴を開ける
これからクライミングのできる壁の元となるコンパネに穴を開けます。
ホームセンターなどで、電動のドリルを購入してください。まず10Mの爪付きナットを埋め込むための穴を開けます。
10Mの爪付ナットを埋め込むには、12Mのドリルの刃が必要です。

この刃のサイズは、取り付けるホールドのボルトによって異なりますので
違うサイズのボルトで設置する場合は、そのサイズに合わしてください。
下の図を参照
コンパネに穴を開けるのは、もちろんホールドを設置する場所に開けていきます。
この時、将来、ホールドの付け替えや、付け足しを考えて設置個数分以上に開けておくと、今後の作業が楽になります。
どこに穴を開ければいいか、検討がつかないという方は,縦にも横にも20〜30センチ等間隔くらいに穴を開けておけばいいでしょう

 
   
その他の爪付きナットとドリルの刃のサイズ
爪付きナット ドリルの刃
4M 6M
6M 8M
8M 10M
10M 12M





  
クライミングホールド施工方法
 
  (2)裏から爪付きナットをつける
壁の裏に爪付きナットを取り付ける作業は、結構力技で、
音も響きますので、近所迷惑にならないよう気をつけましょう。
先ほど、開けた穴の裏に爪付きナットを押し込み、
爪の部分がコンパネに食い込むまで
ハンマーなどで打ちつけてください。
この爪付きナットは、壁完成後にハズれてしまうと 再度付ける事が、難しいため、爪付きナットとコンパネの間に
ボンドなどの接着剤を付けて
爪付きナットがハズれることを防止すると安心です。
この作業をすべての穴に行います。





 
   
  
クライミングホールド設置する
 
  (3)ホールドをボルトで止める
爪付きナットの作業までが、終われば下準備は終了。
後は、穴の開いた部分に、ホールドに開いているの穴を合わせて
ボルトとナットでコンパネとホールドを挟み込み
あとは、ボルトを六角レンチで締めればOK。
締めすぎると、ホールドが割れてしまう可能性も
コンパネにヒビが入ってしまう危険もあります。
しっかり締めなくてはいけませんが、締めすぎには注意しましょう。
   








  
クライミングホールド設置済み
 
  (4)完成図
左の写真のように、裏から爪付ナット、表からボルトで、
コンパネとホールドをサンドイッチすれば完成です。
   










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【スクリュウ・オン・ホールドの取り付け】




ボルト以外の設置方法であれば、スクリュウで設置する方法があります。
※取り付けるねじのサイズは、「3,8 x 51mm」のサイズとします。
※ホールドによっては、スクリュウのサイズが変わります
※コンパネの厚みは、できれば24mm以上のご使用をお願いいたします。推奨としては40mmほどの厚みがあったほうがより良いです。


★今回使用したト道具

・電動ドリル
・ドリルビット
・コンパネ
・皿ネジ 「3,8 x 57mm」
・プラスドライバー



  
スクリュウオンホールド
 
  (1)ドリルビットで穴を開ける
ボルト・オンよりも格段に簡単に設置できるのが、スクリュウ・オンのタイプ。
ボルトの時と同様、これからクライミングのできる壁の元となるコンパネに穴を開けます。
ドリルビットでネジをねじ込む下穴を開けてください。
これもまた電動ドリルがあれば、簡単に行うことができます。
下穴は、スクリュウ(ネジ)を通しやすくするためのものなので、別に開けずなくても大丈夫です。










 
   
  
スクリュウホールド
 
  (2)ネジをねじ込む
ホールドをセッティングし、下穴にネジがくるようにネジをねじ込んでください。
しっかりと締めるのは勿論のことなのですが、ここであまりにも
強く締めすぎると、コンパネが割れる、もしくはホールドが割れる
という事態を引き起こしますので、やり過ぎは注意です









 
   
  
スクリュウで設置
 
  (3)これで完成
これで完成です。
裏からの作業が必要ないため、既存の住宅壁などにも
すんなりセッティングすることが可能。
クライミングに使用しなくて、インテリアとして
ホールドを考えている方などにも、簡単なためオススメです。